2016年4月に電力自由化が始まり、電力の使用に関する環境は大きく変わろうとしています。
そんな中で、自分で電気を発電することができ、さらにその電力を売ることができる「太陽光発電」に注目している方も多いのではないでしょうか。
太陽光発電はメリットも大きいですが、その分デメリットも存在します。

2017年という新しい年を迎えた今、太陽光発電を付けるべきなのか、付けないべきなのか。
太陽光発電のメリットとデメリットを一つ一つ確認しながら判断しましょう!

太陽光発電のメリット

それではまず、太陽光発電のメリットについてご説明いたします。

1.発電した電気を売電できる

太陽光発電最大のメリットと言っても過言ではないのが「電力の売電」についてです。
太陽光発電で発電した電力については、まず家庭で消費する分に回され、余った分を売ることができます。
うまく節電をし、電気をたくさん売ることができれば、利益を得ることも可能なのです。

2.月々の電気代が安くなる

太陽光発電で発電した電気は、上記のように売ることもできますが、当然自分で使うこともできます。
自分の家で発電した電気を使うことで、月々の電気代をそれだけ安くできるのです。

3.家庭の電気料金が安くなる

太陽光発電を導入することで、毎月の発電量や家庭で使用した電気量をしっかりと把握することになります。
それらの数値をきちんと確認するようになると、節電への意識も自然と高まります。
そうした節電への意識の高さは、ひいては家庭の電気料金が安くなる結果につながるのです。

4.台風や地震など停電時に非常用電源として使える

台風や地震などの災害で、電力の供給ラインに異常が発生すると停電が起こります。
通常、停電が起きた場合は対応措置がありません。
しかし、太陽光発電を導入し自分たちで発電を行えるようにしておけば、非常用の電源として活用できるのです。

具体的には、太陽光発電システムのパワーコンディショナーを利用することによって、自然災害による停電が起きてしまった場合でも家庭で使用する分の電気を供給することができるようになるのです。

5.国からの補助金はないが県からの補助金はまだもらえる

太陽光発電は、火力発電や原子力発電などに比べて、環境破壊をしないクリーンな発電方法です。
環境破壊の中でも大きな問題である地球温暖化に影響がない発電方法として注目を集めています。
そんなクリーンな発電方法に対し、以前は国から補助金が支給されていました。
現在では国からの補助金は廃止されてしまいましたが、県やその他自治体から補助金が支給される場合が多く、その補助金も太陽光発電の大きなメリットの一つとなっています。

6.メンテンナスがフリー

太陽光発電の発電システムには、車の車検のような決まったメンテナンス基準はありません。
つまり、法的にはメンテナンスを一切する必要がないのです。

とはいえ、まったくメンテナンスをしなくても良いというわけではありません。
太陽光発電システムの耐用年数は約20年程度と比較的長いのが特徴なのですが、定期的なメンテナンスを施して発電量を維持することが大切となってきます。
何か不具合があった場合発見が遅れるリスクもありますので、メンテナンスフリーとはいっても、定期的な点検は行うようにしましょう。

7.ピークカット効果があり夏涼しく、冬暖かい家になる

太陽光発電は、太陽の光のエネルギーで発電をします。
したがって、太陽の光が強い夏場の方が発電量は多くなります。
つまり、夏場の電力消費ピーク時に大量の発電が可能となり、電気代の高いピーク時に電力使用を抑えることができるのです。

また、太陽光発電に必要なパネルが太陽光を遮ってくれるので、太陽光パネルの下にある部屋は夏場、涼しく快適に過ごすことができます。
一方で、太陽光パネルは屋根から熱が逃げるのを防いでくれるので、冬場は室内温度が下がるのを抑制してくれます。

このように、太陽光発電には夏涼しく、冬を暖かく過ごすことが可能になるメリットもあるのです。

太陽光発電のデメリット

ではメリットとは反対に、太陽光発電を導入するデメリットについてもご説明いたします。

1.初期費用が高い

太陽光発電を導入するためには、設備を整える必要があります。
この設備の設置費用が初期費用として大きくかかってきます。

太陽光発電設備の導入費用は、場所や大きさなど様々な条件によって決まりますが、その平均は約200万円ほどと言われています。

この初期費用を、設置後の売電でどれくらいの期間で回収できるのかが導入を考える際の鍵になってきます。

2.日射量に左右されたり夜間は発電しない

太陽光発電の発電エネルギーは当然、太陽の光エネルギーです。
ですから、曇りの日や雨、雪の日といった太陽が出ていない日には発電を行えないということになります。
北国など、冬の間はあまり太陽が出ない地域の場合、その期間中はあまり発電が期待できません。
その発電ができない期間も計算に入れて導入を検討する必要があります。

また、当然太陽が沈んだあとの夜間は発電することができません。

3.台風などで壊れる恐れがある

太陽光発電システムは、一度設置すると出したりしまったりということができません。
そのため、台風などによる災害で壊れてしまう恐れがあります。
ただし、太陽光発電システムは設置から10年間は無料保証期間が付与されます。
ですから、10年間は故障への心配はしなくて良いということになります。

しかし、10年後は無料保証が切れるので、もし壊れた場合は自費での修理が必要となってきます。

4.発電が試算通りにいかない

太陽光発電システムを導入する際、誰でも発電量に関する試算を行います。
この試算をもとに、太陽光発電システムを導入するための初期費用と、売電で儲かるお金を比較して、導入を検討するわけです。

しかし、上記にて説明させていただいた通り、太陽光発電の発電エネルギーは太陽光であり、自然からのエネルギーです。
つまり、私たちの力ではコントロールすることのできないエネルギーということになります。
ですから、当初の試算通りに発電を行えない可能性があるのです。
その結果、初期費用を回収するために思った以上の時間がかかってしまう場合があります。

5.年々売電価格が下がっている

太陽光発電を導入する最大のメリットは、発電した電気を売ることできる点です。
では、その買取価格というのはどのように決められているのでしょうか。
実は、太陽光発電の買取価格については政府がその金額を決めています。
そしてその金額は年々下がってきています。

参考資料(電力の買取価格推移)
2015年度:33円/kwh(抑制対象地域は35円/kwh)
2016年度:31円/kwh(抑制対象地域は33円/kwh)

2015年から2016年にかけて、1kwhにつき2円も買取価格が下がっています。
そして、買取価格はこれからも年々下がっていくと言われています。

では、今太陽光発電を導入しても、来年、再来年には買取価格が下がってしまうのかというと、そうではありません。(ここが太陽光発電導入の最大のポイントです)

実は、太陽光発電を導入して売電契約を結べば、結んだ年から10年間は政府が買取価格を保証してくれるのです。
つまり、電気の買取価格が年々下がり続けているとはいえ、今すぐに発電システムを設置すれば現段階の価格でこの先10年は売電することができるのです。

太陽光発電は、早く導入するほどメリットが大きいのです。

太陽光発電で、利益(売電)を最大化していくためだったり、家庭の電気料金をまかっていくには、さまざまな問題をクリアしていく必要があります。

太陽光発電の売電価格は下がっているのにメリットはあるの?

10年間は買取価格を政府が保証してくれるので、太陽光発電は早く導入すればするほど、メリットが大きくなります。
またその他にも、今太陽光発電を導入するメリットは存在します。

初期費用が安くなっている

太陽光発電を導入するケースは、年々増えてきています。
それに伴い、初期費用の値段も、太陽光発電の売電が始まった当初よりも安くなってきています。
初期費用と10年間の買取価格保証を考えると、今太陽光発電を導入することは非常に良いタイミングと言えるのです。

変換効率が上がり、故障しにくくなっている

太陽光発電設備は、初期よりも安くなっている上に、技術の進歩で発電効率も上がってきています。
日本の技術力は進化が早いことで知られていますが、太陽光発電設備もその例外ではありません。
年々、変換効率の高い設備が開発、実装されているのです。

さらに、発電設備は故障もしにくくなってきており、メンテナンスがより楽に行えるようにもなってきているのです。

消費税率引き上げの延長

当初、2017年の4月から消費税が現在の8%から10%に引き上げられる予定になっていました。
しかし、現在消費税率の引き上げは2019年の10月まで延期されています。
消費税率が引き上げられる前の2017年というタイミングは、大きな買い物をするチャンスとなっており、太陽光発電の導入もその一つとしてあげることができます。

2017年太陽光発電は付ける?付けない?

太陽光発電による電力の買取価格は年々下がる傾向にあり、それはこれからも変わらないと予想されています。

ですが、2017年現在、太陽光発電を導入するメリットはまだまだたくさんあります。
また、買取価格が下がっていくとしても、今太陽光発電を導入すれば少なくとも10年間は買取価格が下がることはありません。
先ほど説明した通り、現在は初期費用も安く抑えることができ、発電効率も向上しています。
太陽光発電の導入を検討されているのならば、まさに今は導入のチャンスと言えるでしょう。
ぜひ前向きに検討してみてください。

また、太陽光発電を導入する際には必ず設置業者の一括見積もりを行いましょう。
太陽光発電の設置業者は様々な業者があり、業者によって設置費用や受けられるサポートに大きな違いがあります。
どの業者を選ぶかは設置する自宅の条件によって変わってきますが、複数の業者の見積もりをとって検討することは太陽光発電導入の基本中の基本です。

設置を検討する前に、まずは一括見積もりだけとって、その結果で判断するのがもっとも堅実な考え方です。

見積もりはあくまで見積もりですので、費用がかかることはありませんので、まずは一括見積もりサービスを利用して検討してみましょう。